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両親へ結婚挨拶(準備編)
結婚が決まったら、両家の両親に結婚報告を行います。両親に対しての「結婚報告」は「結婚の承諾」を得るための挨拶です。結婚報告のための挨拶は、結婚する6ヶ月~1年前に行います。前もって準備して、当日に焦ることのないように気を付けましょう。
相手の両親の人柄や好みをリサーチ
突然相手の両親に会っても、何を話して良いのか分からない。そう思っている方が多いのではないでしょうか。「彼氏(彼女)が隣にいてくれるから大丈夫」などと高を括っていたら、彼女は母親に呼ばれてお茶の準備のお手伝い。いきなり彼女のお父さんと二人きりに!なんてピンチもよくある話です。
そんな時に、両親の趣味を知っていると安心。趣味の話を振れば良いのです。
「〇〇さんから聞きました。ゴルフがお好きなんですよね?僕も好きなんです!どこのゴルフ場がおすすめですか?」など、共通する趣味があれば盛り上がります。また、共通する趣味などがなくても、「ゴルフって難しそうですよね。コツとかあるんですか?」など、相手を立てて場を繋ぐことが出来ます。
結婚相手のことを呼び捨てや愛称呼びは厳禁。必ず下の名前に「さん」付けをして下さい。
手土産を準備
相手の両親に挨拶をする際に、手土産がなければそれだけで「常識のない人」と思われてしまいます。
手土産は、何でも良いというわけではありません。冷蔵・冷凍のものは冷蔵庫事情が分からないのでなるべく避けて下さい。「冷蔵庫あいてるよ、大丈夫」と言われていても、前日にその冷蔵庫に大きなカニが入るかもしれません。相手の迷惑を考えるのなら、最初の挨拶は賞味期限が長目の焼き菓子を準備しておくのがおすすめです。
「〇〇の羊羹がお好きだと聞いたので」など、両親の好きな物を教えてもらい購入すると良い印象を与えることが出来ます。また、「今、〇〇のバームクーヘンが話題になっていましたので」など、話題のお菓子をお土産にするのもおすすめ。「僕が小さい頃から好きなお菓子なんです。良かったら皆さんで召し上がって下さい」と、自分のお気に入りのお菓子を渡すと話題が広がりますし喜ばれます。
また、購入する際には、相手にこれで良いか必ず確認して下さい。「これ、先日親戚からもらって家にまだあるから・・・」など、家庭内にしか分からないような事情がある可能性もあります。
当日の服装を前もって準備
結婚報告に伺う時は、男性はスーツが鉄板。スーツにシミや汚れがついていないかチェックして下さい。Yシャツは色が褪せてないもの、黄ばんでないものを選び、しっかりアイロンをかけておきます。挨拶用に新しくYシャツを購入するのもおすすめです。
女性は清楚系なワンピースや、ニットのアンサンブル+膝丈スカートなどがおすすめ。スカート丈が短いと眉を顰められることもあります。特に、ワンピースは座ると丈が短くなってしまい、それに良い思いをしないお母様もいらっしゃいます。また、Tシャツにジーパンなど、ラフな格好で伺うのもNG。好きな色や柄の服だからと言って、派手すぎる服や個性的すぎる服装も避けて下さい。
服装は、あなたの印象に大きく関わります。さわやかな印象を与える服を選びましょう。
服と一緒に、靴も汚れていないかチェックして下さい。当日にチェックしてきれいにすれば良いなどと考えていると、当日チェックを忘れて訪問してしまい、靴のつまさきの汚れやかかとのすり減り、ボロボロの中敷きなどが気になってしまうことになります。
前日までの準備段階で気が付けば、購入しに行くことも可能です。
髪の毛を整えましょう
報告に行くのは当然NG。何か理由があって金髪にしておかないといけない場合は、先に相手から両親に伝えておいてもらいましょう。
ボサボサの髪は不潔な印象ですし、男性の長髪には眉をしかめる父親もいます。女性の髪が傷んでいれば彼の両親は食生活などの生活習慣が心配になりますし、奇抜な髪型をすると常識が疑われてしまいます。髪の毛をきれいに整えることも大切な準備です。
気になることは先に伝えておきましょう
相手の情報を両親に伝えておくことは、当日をなごやかに過ごすためにはとても重要。両親に相手の人柄や趣味を伝えておけば、当日会話に困った時に助けてくれることでしょう。
「彼、すごく人見知りだから、うまく話せないかも。でも、とても優しい人なんだよ」などフォローの言葉を先にいれておけば、当日「思っていたよりもにこやかで明るそうな人じゃない」と好印象を抱いてもらえたりします。先にフォローをしておかないと「あまり話さない暗い子ね」と悪印象につながることもあります。